画像:アート
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アートを巡る、讃岐路探訪

琴平花壇の数寄屋造り離れ客室の1つで、数枚の日本画で仕立てた金箔屏風や江戸時代末期の襖絵など、貴重な美術品が集められた長生殿。室内に入れば大正時代の照明、波打つ手作りのガラス窓、そこに映り込む日本庭園、目に見えるすべてのものが感性を刺激する。アートを巡る旅にこれ以上の相応しい拠点があるだろうか。

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多彩なアートあふれる香川県
心豊かになる作品に出逢う

01.参拝と芸術鑑賞を一度に金刀比羅宮では参拝と芸術鑑賞が同時に行える。境内にある表書院・虎之間では重要文化財でもある円山応挙の障壁画「遊虎図」が鑑賞できる。他にも宝物館や高橋由一館も境内にあり、アートも楽しめるのが「こんぴら参り」だ。

02.世界でも有数のアートを美術館でアート作品が集まる風土が息づいてきた香川県。この地にゆかりのある作家が多く、美術館もまた多数存在している。猪熊弦一郎現代美術館や県立東山魁夷せとうち美術館など、洗練された空間の中でじっくり作品と向き合える。

03.島とアートを巡る旅瀬戸内国際芸術祭で話題となり、世界中から観光客が訪れる瀬戸内海の島々。島の風景と調和するパブリックアートは常設展示されており、いつでも鑑賞することができる。海の玄関口「高松港」から島々を巡り、お気に入りの作品を見つけてみては。

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讃岐路探訪<アートスポット>

画像:表書院(金刀比羅宮)

表書院(金刀比羅宮)

琴平町 / 徒歩約35分

表書院は、萬治年間(1658-1660)の建築と伝えられています。円山応挙の障壁画はすべて、応挙晩年の天明から寛政年間にかけての秀作であり、三井家から資金援助を得て京都で制作されたといわれています。

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画像:高橋由一館

高橋由一館(金刀比羅宮)

琴平町 / 徒歩約30分

「日本洋画の開拓者」などと称される高橋由一は、「鮭」(東京藝術大学所蔵、重要文化財)「花魁」(東京藝術大学所蔵、重要文化財)の画家として広く知られています。その高橋由一の油絵27点が金刀比羅宮にあります。

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画像:猪熊弦一郎 現代美術館

猪熊弦一郎 現代美術館

丸亀市 / 車約25分

全国でも類を見ない“駅前美術館”として、丸亀市ゆかりの画家・猪熊弦一郎の全面的な協力のもと開館。70年に及ぶ猪熊の画業を顕彰するとともに、市民の芸術文化の振興をはかることを使命として生まれた美術館です。

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画像:丸亀美術館(中津万象園)

丸亀美術館(中津万象園)

丸亀市 / 車約30分

中津万象園内の小さな美術館。展示内容は、自然を愛し、自然主義絵画を興したバルビゾン派のミレー、ルソーなどバルビゾン七星の絵画及びコロー、クールベなど巨匠の絵画を展示しています。

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画像:県立東山魁夷せとうち美術館

県立東山魁夷せとうち美術館

坂出市 / 車約40分

日本画家東山魁夷の作品のみを収蔵する個人美術館。瀬戸大橋の袂、祖父の出生地である櫃石島を望む地にあり、夫人より寄贈された版画作品270点余の展示公開を行う施設として2005年4月に開館しました。

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画像:讃岐民芸館

讃岐民芸館(栗林公園)

高松市 / 車約45分

栗林公園の中にある讃岐民芸館は1965年創立され、磁器・漆器など讃岐の伝統的な民芸民具を中心に約3900点を収蔵し、約990点を常設展示。定期的に様々な企画展も行われています。

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画像:高松市美術館

高松市美術館

高松市 / 車約50分

「戦後日本の現代美術」「20世紀以降の世界の美術」「香川の美術(工芸)」を軸として収集された所蔵の美術作品は1,600点あまり。多様性に満ちたアートを紹介し、新しい取り組みに積極的な美術館です。

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画像:四国村(四国民家博物館)

四国村(四国民家博物館)

高松市 / 車約55分

四国各地から古い民家を移築復元した野外博物館。江戸~大正期にかけての地方色豊かな建物が配置されており、当時の生活の様子がうかがえるよう、たくさんの民具も展示されています。

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画像:ジョージナカシマ記念館

ジョージナカシマ記念館

高松市 / 車約60分

木と対話しながら家具づくりを行ったジョージ・ナカシマの生き方や、ものづくりに対する考え方、哲学を、作品を通じて公開する目的で、ともに家具製作をしてきた『桜製作所』が2008年に設立した記念館。

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画像:イサム・ノグチ庭園美術館

イサム・ノグチ庭園美術館

高松市 / 車約1時間5分

彫刻家、画家、インテリアデザイナー、造園家・作庭家、舞台芸術家など多くの顔を持つ芸術家野口勇がアトリエを構えた牟礼町に、彫刻家イサム・ノグチの遺志を実現するために開館した庭園美術館。

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画像:NAGARE STUDIO 流政之美術館

NAGARE STUDIO 流政之美術館

高松市 / 車約1時間5分

国内外で活躍し、彫刻のみならず作庭や陶芸、家具デザインなど様々な造形の分野で才能を発揮した流政之。晩年まで暮らし、制作の場としたアトリエが美術館として2019年9月にオープン。

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画像:高松港

高松港

高松市 / 車約50分

瀬戸内海に浮かぶ多島美への玄関口となる高松港。カラフルにそびえ立つ2本の柱「Liminal Air-core-」は高松港のシンボルにもなっています。その他にも、巨大な種の船をイメージした「国境を越えて・海」などの作品が港を彩ります。

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画像:小豆島

小豆島

小豆郡 / 車・フェリー約1時間50分

日本で初めてオリーブの栽培に成功し、「オリーブの島」として知られる小豆島は、自然と文化が調和した風光明媚な島です。島内には「オリーブの夢」などのオリーブをモチーフにしたユニークなアート作品が点在しています。

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画像:直島

直島

香川郡 / 車・フェリー約1時間40分

現代アートの聖地として今や世界的に注目を集めている直島。玄関口の宮浦港で出迎えてくれる「直島パヴィリオン」や「赤かぼちゃ」、その他にも島内にはアート作品が点在し、島がまるごと美術館になっているかのようです。

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画像:女木島

女木島

高松市 / 車・フェリー約1時間10分

船が近づくにつれ、防波堤の上に見えてくる「カモメの駐車場」。美しい島の風景とアート作品の調和が楽しめます。島の中央部にある巨大な洞窟に鬼が住んでいたと伝えられていることから、別名「鬼ヶ島」とも呼ばれています。

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四百年の時を越えて

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