明日11月10日(日)、讃岐に本格的な秋の訪れ告げる、金刀比羅宮の「紅葉祭」が行われます。
紅葉祭は、美しい秋の訪れを大神様に報告し、国の隆昌と世界中の人々の幸せを祈願する金刀比羅宮独特の神事です。
起源は上古の時代にまでさかのぼると伝えられ、錦をおりなす紅葉の山を背景に古式ゆかしい衣裳をまとった舞人やみこが練り歩きます。
この紅葉祭が過ぎると讃岐は紅葉シーズンを迎えます。
金刀比羅宮の神域は約3万坪もあり、春夏秋冬、四季の雅趣に富んだ美しさがありますが、紅葉の時期にお奨めは、何といっても「裏参道」です。
紅葉がピークを迎える頃の裏参道には楓などの広葉樹林が色づき、参道が赤い絨毯を敷き詰めたようになります。
表参道の賑やかさ、喧噪とは違った静けさの中で、明治の俳人・河東碧梧桐(かわひがし へきごとう)が「鳥声の紅葉表にまた裏に」と詠った紅葉と自然を楽しむ事が出来ます。
【金刀比羅宮・紅葉祭】
日時: 11月10日(日)
午前9時半 金刀比羅本教本部出発
午前10時 讃岐風俗舞・八少女舞(御本宮)
【金刀比羅宮・裏参道】
色づき始め:11月中旬
見ごろ :11月下旬
※当館より徒歩約5分で参道口